チョモのブログ"asymmate_memo"

お絵描きとゲーム実況のチョモがヌルッと語るブログです

PS4版ワンダと巨像、プレイを終えての感想

ストーリーのネタバレは控えつつ話します。

結論から言うと"初見の方へは購入・プレイをオススメできない"

今作は原作PS2、リマスター版PS3、そしてリメイク版としてPS4でリリースされたソフトですが、ある程度今作以外のPS4ソフトを遊んだ自分が初見でプレイした感想として出てくるのは「リメイクされたのはあくまでビジュアル面だけなのかな」といった印象。つまり操作面とゲームデザインで受けるストレスが尋常じゃなかった。

ストレス要因を振り返る

カメラの自動補正機能

PS4ソフトに慣れていると右スティックでカメラを自分で調整するというのがほぼスタンダードだけど、今作はキャラクターを前進させると強制的にカメラが前方を向いてしまう"自動補正機能"が実装されており、しかも設定をオフにできない。

これはプレイスタート時から感じていた不満点で、プレイの最初から最後まで常にストレスとしてつきまといます。特に愛馬で巨像を探すシークエンスでは広大なマップのどこが抜け道なのか、入り口なのか、走り抜けられるのか、を探さないといけないのにも関わらずカメラは前を向こうとする。普通もっとグルグルカメラを自由に動かしながら探したい。さぞかし自動で補正してくれるカメラは前方が見やすいものなのだろうと思うが、実際は物凄く見づらい。景色を見せたいのか知らないが、目の前が崖だとしても見えないくらいに低い位置にカメラを構えることが多い。

広大なだけのマップ

PS2で発売された当時としては衝撃的な広さでそれも魅力の一つだったのだろうが、PS4オープンワールドに慣れているとその広大さに驚くのは序盤のみで、移動の道中にゲームとしての寄り道要素が一切無いのはただただ退屈。グラフィックを楽しむのに終始していて、ゲームとしての楽しみはほぼ無い。ましてや地図も読みにくいとなれば時間の浪費が単なるストレスの蓄積に変換されていく。

主人公の操作性の悪さ

ここがダントツで主張したい点。主人公の身動きがとにかく俊敏性に欠け、鈍臭い。リアルさを求めすぎているのか、PS2のクオリティをそのまま引き継いでいるのか、"思った通りに動いてくれない"ストレスが終始まとわりつく。

とくに巨像を攻略するシークエンスは酷いもので、(上手く)登ってくれない、掴んでくれない、ジャンプしてくれない、(武器を)切り替えてくれない、構えてくれない、使ってくれない、といった具合でストレスのオンパレードでした。終いには巨像から落ちる時に"○んでしまえ"と思ってしまうくらい憎くなってしまった。リスタートする面倒さを憎さが超えてた。最後の一撃は切なくもなんともなく「ようやく終わった……」という感想が出てくるのが殆ど。

巨像の倒し方が全1パターン

これには驚いたが、巨像へのよじ登り方にパズル的な感覚で挑むことがゲームとしてのメインなのか知らないが、トドメが全て"剣を刺す"パターンで終わる。"刺し殺す"という悲壮感を出したいスタッフの意図があるのかもしれないが、流石に「よじ登って刺して倒す」を16回も繰り返すと飽きがくる。雪崩を起こして倒すとか、矢を射って倒すとか、崖から落として倒すとか、色々用意してほしかった。まぁこの点に関してはリメイクであっても変更するわけにはいかなかったのかもしれないが、PS4に慣れているとやはり退屈さを感じてしまう。

巨像を倒すとスタート地点に戻される

オープンワールドであるならその場から始まっても良いものだと思うが、特に大きな理由もなくスタート地点に戻される。そしてターゲットにする巨像を自由に選択できずに強制的に決められてしまうので"作業感"が凄まじく、全快で再スタートするのでマップの中に点々と設置されている体力全快ポイントも全く意味を成さなない。巨像との戦いで痛んだ身体を癒す、ということが無い。何の為にあるんだろう、といった感じ。

評価が賛否分かれる理由

感想をある程度漁ってみると、絶賛か酷評か二極化している模様。その理由はPS4版が初見か、そうでないかの差だと思います。世界各大手メディアがリリース前に絶賛していたのは、あくまでも思い出補正込みでの評価が殆どなのではないかな、と思います。ゲームの評価を仕事にしているような人はPS2時代にもワンダをプレイしてそうですよね。あくまで憶測ですけど。

レビュー漁ってて驚いたこと

操作性のことでかなりのストレスを負いましたが、なんと今作を制作したチームのPS4での新作「人喰いの大鷲のトリコ」の操作性の悪さも今回と同様だそうで。気にはなっていたのに購入が一気に遠退きましたね……。

まとめ

とりあえず初見の身としては上記のような感想をプレイ時に抱きました。夏のセールで買ったからまだダメージとしてはマシなほうで、発売当時にフルプライスで購入した(初プレイの)方々は気の毒だなぁと思ってしまいます。

グラフィックだけは綺麗で良かったです。